2013.12.31

弾き納め

 今日でリュートの弾き納め。Tree EditionのDas Wittgenstein Laute-Buchから少し弾きました。1729年頃のドイツで編纂されたバロックリュートの曲集で、102曲ほどのリュート曲が収められています。ヴァイスやロジー伯、ヴァイヒェンベルガー、キューネル、エドナーなどのものと思われる曲を含みますが、殆どは作者不詳の名無しさんです。

Wittgensteinlautenbuch.jpg
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Posted at 18:25 | 音楽帳 | COM(6) | TB(0) |
2013.12.31

スワンネック

 バロックリュートと一口に言っても色々な種類があります。その中でスワンネックという長いネックを持ったタイプの楽器(ジャーマン・リュート)は、18世紀のドイツやドイツ語圏の国々(プラハなど)で大変流行しました。下の画像はスワンネックタイプの楽器を持った、ドイツのリュート奏者アダム・ファルケンハーゲン。


adam_falckenhagen.jpg


 私はこのスワンネックの楽器が大好きなのですが、このタイプの楽器は13コース以上の楽器ばかり、11コースにはスワンネックはない・・・そんなふうに考えていた時期が私にもありました。が、よくよく調べるとちゃんとあるんですね、11コースのスワンネックが。奇士さんの記事にもありますが、Pietro Railichの11コースがそれです。11コースは18世紀の中頃まで弾かれていましたから、古いリュートをスワンネックに作り変えたという事は十分にあり得ることです(当時は古いリュートを最新の仕様に作り変える事は頻繁にありました)。しかし、スワンネックの楽器は他にもまだまだありました。続きを読む
Posted at 09:57 | 音楽帳 | COM(4) | TB(0) |
2013.12.29

リュートの掲示板

 リュートの掲示板を作りました。余り見栄えは良くないかも知れませんが、リュートやアーリーギター、シターン、マンドリーノなど、古撥弦楽器の愛好家の方や、これらの楽器に興味のある方の交流の場としてお使い下さい。

http://cabinetderlauten.bbs.fc2.com/


Posted at 09:43 | 音楽帳 | COM(0) | TB(0) |
2013.12.28

今年を振り返って・・・

 前の記事とは順序が逆な気がしますが、あと三日で2013年も終わり、今年一年を振り返ってみましょう。続きを読む
Posted at 20:32 | 日々の徒然 | COM(0) | TB(0) |
2013.12.28

来年の事

 来年の事を言うと鬼が笑うらしいけれど、そろそろ来年の抱負というか予定をつらつら書きます。続きを読む
Posted at 15:23 | 日々の徒然 | COM(6) | TB(0) |
2013.12.27

ゆうちゃ

 うちに来た頃のゆうちゃは、それはそれは小さな赤ちゃんでした。ぬいぐるみ代わりのダッフィーのキーホルダーが大きく見えます。


昔のゆうちゃ(生後2週間)
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Posted at 13:01 | ゆうちゃ | COM(8) | TB(0) |
2013.12.27

360Hz

 バロックリュートのピッチを実験的に360Hzくらいまで下げてます(因みにマンドリーノは390Hz)。左手の押弦は楽になり、右手も発音しやすくなったような気が。歴史的にはフランスのヴェルサイユ宮殿周辺(390Hzくらい)や、ドイツのカンマートーン(370Hzくらい?)が低かったらしいけれど、もっと低いピッチは実際あったはず。できるだけ低いピッチで楽に弾きたいので、暫く試して更に下げてみる予定。どこまで下げられるかしらん?
Posted at 11:13 | 音楽帳 | COM(2) | TB(0) |
2013.12.27

CD

 私が買うCDの大半はリュート関係ばかり。誰かが「楽器をやると、その楽器のCDを買わなくなる」なんて言ったけれど、私はその真逆で、リュートを弾き始めてからこの楽器の事がますます好きになって、自分で弾くのとは別に純粋な楽しみとして聴きたくなったのです。もちろん、11コース・バロックリュートのみ。浮気?はしません。続きを読む
Posted at 11:05 | 音楽帳 | COM(4) | TB(0) |
2013.12.27

良いリュート

 「良いもの」というのは人それぞれだけれど、僕にとって「良いリュート」というのは、「可能な限り歴史的に忠実に作られ、且つガット弦が張れるリュート」だ。こういう楽器はとても弾き易く、音も良い。続きを読む
Posted at 09:22 | 音楽帳 | COM(2) | TB(0) |
2013.12.27

リュートとフルートの為のデュエット(バロン)

 ドイツのエルンスト・ゴットリーブ・バロン(1696-1760)はバロックリュート界の偉大なる恩人だ。彼は著書「リュート研究」を著して、僕たちリュートを弾く者に色々な事を教えてくれる。例えば、通奏低音の勉強方法についてはリュートではなく、鍵盤楽器で行う事を勧めているが、これはとても効率的だ。奏法に関する記述はバーレルのリュート教本の方が詳細に書いてあるけれど、それでもバロンの時代のリュート音楽、特にロジー伯以降のカンタービレでギャランな作品を弾く上では重要に思う。

 もう一つ、バロンが僕たちに教えてくれたものがある。それはリュートを弾く愉悦感だ。彼の残したリュート作品は弾き易く、音楽も歌に満ち溢れて優美。リュートという楽器をもっと弾きたくなる、また、弾いていて幸福になれる音楽たちだ。リュートを含む室内楽もすごく重要で、もっぱらソロばかりを弾く人は彼のトリオやデュオを弾くなり聴くなりするといいと思う。特に「リュートとフルートの為のデュエット」は前古典派を思わせるバロックより新しい時代の雰囲気をもった傑作だと思う。


duetto a liuto e traverso

Padovani francesco(Baroque Flute)
Polato pier luigi(Baroque Lute)


 僕はいつかこの曲を誰かと一緒に弾きたいと思っているが、まだ叶わないでいる。
Posted at 07:07 | 音楽帳 | COM(0) | TB(0) |