--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2017.10.28

僕はリュート愛好家ではない

 11コースリュートの音楽だったら何でも弾こうとしていたけれども、いくつも異なる国や時代の音楽を楽しむというのはなかなか大変。特に語学力がネックで、曲集の冒頭にあるドイツ語やフランス語の1、2ページの序文を読むだけで、辞書を引きながら何時間も格闘することになる。判読が難しい場合があるマニュスクリプトの筆記体になると、お手上げな事も少なくなかった(出版譜よりもマニュスクリプトが多かったことを考えると、これは致命的)。他にも演奏習慣や当時の音楽、文化など調べることは盛沢山。

 初めは踏ん張っていたのだけれど、段々と苦痛になってくる。かといって、怠け者たちのように、適当に音楽と接するのは絶対に嫌で、「いい加減に付き合うくらいなら、やめた方がマシ!」と思っていた(人間関係みたい)。

 止めた方がマシ...ならリュートを弾くのを止めてしまえばいいじゃない?全く止めないにしても、自分の能力や興味に合わせた方が良い、そう思ったわけです。

 徐々にリュートよりもイングリッシュギターや他の楽器を弾くようになっていたし、イギリスの特定の時代の音楽に絞りたいとも考えていたから、どこかで11コースリュートとの付き合い方を変える必要があった。昔だったら「11コースリュート=音楽そのもの」という頭があったのでとても考えられないことだったよね。

 最初は非常に難しいことかな?と思っていたが、実際は意外とあっさり―ただし、少しづつ―軸足を11コースリュートからイギリス音楽に置き換えることができた。

 バッサリ11コースリュートと縁を切ることになるかもしれないと一時期思っていたけれども、18世紀のイギリスでもリュートは一部で弾かれていたし、マニュスクリプトも残っている。(あまりヒストリカルな態度ではないけれど)ドイツのリュート音楽も出版されたものはイギリスで弾かれた可能性はないとは言えない...レパートリーがある程度限定されていても、メインはイングリッシュギターやアーリーギターだから、むしろ丁度いい。

 振り返れば、ちょっと前の僕は、音楽の関わり方が少し歪だったのかも知れない。心のどこかで、無邪気にも11コースリュートとその音楽を、一つの様式の楽器と音楽という考えがあって、(当たり前だけれども)現実はそうではなかったという事を、この楽器との関わり方を変えて修正できたように思う。

 僕はもうリュート(だけの)愛好家ではない、イギリス音楽愛好家だ(すべての時代のイギリス音楽ではないけれど)。
スポンサーサイト
Posted at 17:24 | 音楽帳 | COM(0) | TB(0) |
2017.04.01

Goodbye, Baroque music!

18世紀以降のイギリス音楽に専念します。17世紀後半以降の11コースリュート関係を除いて。

Goodbye, Baroque music!
Posted at 11:50 | 音楽帳 | COM(0) | TB(0) |
2015.01.25

マンドリーノ、帰る

 前の記事を見てお気付きの方もいらっしゃるかも知れませんが、マンドリーノが「おうちが恋しい」と我が家に戻って参りました。

DSCF0620.jpg


 ということで、THE EARLY MANDOLINを傍らに置き、しばらくマンドリーノに集中します。・・・読んでも良いけど汚さないでよ? -「あいよ!」

DSCF0623.jpg


Posted at 22:34 | 音楽帳 | COM(2) | TB(0) |
2014.12.31

筒井一貴 クラヴィコード・ミニ・コンサート

 昨日、横浜市市が尾にある古楽名曲喫茶真理庵で開かれた、古典鍵盤楽器奏者の筒井一貴先生のクラヴィコードによるコンサートに行って来ました。

続きを読む
Posted at 20:42 | 音楽帳 | COM(4) | TB(0) |
2014.12.30

風と弦

141227コンサート


 12月27日の事ですが、自由が丘で開かれたコンサート 風と弦 に行って来ました。当日のコンサートは2部に分かれていて、一つがフルート奏者の鶴田洋子さんのソロによる14時の部、もう一つの部はヴァイオリン奏者の鷲見明香さんのソロによる17時の部です。いずれも休憩を挟まない1時間程の演奏で、途中に演奏者によるちょっとした解説が入ります。どのコンサートもほぼ満席で、BCJの鈴木雅明さんや、息子さんの鈴木優人さん、それからチェンバロ奏者の伊藤一人さんの姿が・・・。

続きを読む
Posted at 13:33 | 音楽帳 | COM(0) | TB(0) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。